アーセナルのベテランMF3人に放出の噂 一時代を築いた名手に近づく離別の時

来夏に世代交代が進むのか

 そして2014-15シーズンから、トーマス・ヴェルメーレン(バルセロナ)の後を継いで主将を務めるアルテタにも退団の噂が流れている。34歳となり、このところは負傷が多いためにチームへの貢献度が低くなっている。ロシツキ同様、開幕前に1年間の契約延長を果たしたが、どうやら契約延長の可能性は低いようだ。

 近年のアーセナルでは前述した24歳のコクランをはじめ、20歳のDFエクトル・ベジェリンやDFカラム・チェンバースら若手が台頭。チームの核となる選手も26歳のFWアレクシス・サンチェスや27歳のメスト・エジルなどこれからピークを迎える選手が揃っている。

 今季加入のGKペトル・チェフ(33歳)やDFペア・メルテザッカー(31歳)らべテランも健在だが、ロシツキらを放出すれば、今後さらなる若返りに拍車がかかる可能性もある。元々若手の発掘、育成には定評のあるベンゲル監督の下、アーセナルに新たな変革の時が訪れそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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