U-20W杯で日本撃破…「16年前の雪辱」に沸く韓国 「爽快な勝利と8強進出で二兎」
前半主導権を握った日本、後半のチャンス生かせず 終盤に被弾して0-1敗戦
U-20日本代表は現地時間4日、ポーランドのルブリン・スタジアムでU-20ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦の韓国戦に臨み、0-1と敗れてベスト16で敗退した。韓国紙「スポーツ京郷」は16年前の雪辱を晴らす一戦に「爽快な勝利と8強進出で二兎を得ることに成功した」と伝えている。
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前半は日本がボール保持率を高めて主導権を握ったが、ゴールを奪えないまま前半終了。後半5分に混戦からMF郷家友太(ヴィッセル神戸)が蹴り込んでネットを揺らしたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認により、FW宮代大聖(川崎フロンターレ)がオフサイドと判定されてノーゴールとなった。
後半26分、途中出場のFW中村敬斗(ガンバ大阪)がクロスに合わせてゴールを襲うも相手GKが好セーブ。さらに後半33分、宮代のシュートはポストを直撃してチャンスを逃した。すると後半39分、日本は自陣でのミスから、最後はクロスに合わせたFWオ・セフンのヘディングで被弾。これが決勝ゴールとなり日本は0-1で敗れた。
韓国紙「スポーツ京郷」は「16年前の敗北の雪辱をやり遂げた」と報道。2003年のワールドユース(現U-20W杯)16強では韓国が先制するも、FW坂田大輔(元横浜F・マリノスなど)の同点弾で日本が同点に追いつき、延長戦で再び坂田が決めて日本が2-1と逆転勝利を飾っていた。
「16年が経ってまた会った日本を相手に、韓国は爽快な勝利を味わいながら8強進出という二兎を得ることに成功した」
ライバル日本に勝利した韓国は8強でセネガルと対戦する。
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(FOOTBALL ZONE編集部)