日本サッカー協会、競技規則改正の説明会実施 映像付きで確認した変更点とは?

FKでは攻撃側の選手は壁から前後左右1メートル以上、離れていなければならない

●得点時の喜び(第12条)
【変更】
・得点が認められない場合でも、不適切な得点の喜び(安全性、ゲームのイメージなどに)は警告となる。

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●ハンドボール(第12条)
たとえアクシデント(意図がなかった)であっても、次のハンドの状況は反則となる。
・攻撃側の選手の手や腕にボールが触れて得点する。
・攻撃側の選手の手や腕にボールが触れてボールをコントロール/保持して得点する、または得点の機会を作り出す。
・手や腕を用いて自身の体を不自然に大きくし、手や腕でボールに触れた。
・手や腕が、通常“不自然”と考えられる肩の位置以上の高さにある(ただし、選手が意図的にボールをプレーしたのち、ボールが選手自らの手や腕に触れた場合を除く)

通常、次のハンドの状況は反則とならない。
・選手自身の頭または体(脚・足を含む)から直接触れる。
・近くにいた別の選手の頭または体(脚・足を含む)から直接触れる。
・手や腕が体の近くにあり、その手や腕を用いて自身の体を不自然に大きくしていない。
・選手が倒れ、体を支えるために、手や腕が体と地面の間にある、ただし、体から横または縦方向に伸ばされていない。
・GKがボールをプレーに戻すため、明らかにボールを蹴った、または蹴ろうとしたが、ボールをクリアすることができなかった場合、GKはそのボールを手または腕で扱うことができる。

●素早いフリーキック(第12条)
【変更】
・主審は、警告や退場となる反則があった場合でも、FKを得たチームが素早いフリーキックによって得点の機会を作り出されるような状況では、次のアウトオブプレーまで警告や退場となるカードを示すことを遅らせることができる。

●フリーキック(第13条)
【変更】
[FK時の壁について]
・3人以上の守備側チームの選手が「壁」を作った時、すべての攻撃側チームの選手はボールがインプレーになるまで壁から前後左右1メートル以上、離れていなければならない。
・フリーキックが行われる時、攻撃側チームの選手が「壁」から1メートル以上離れていない場合、守備側に間接フリーキックが与えられる。

[守備側チームの自陣PA内でのFKについて]
・ボールが蹴られて明らかに動いた時にインプレーとなり、ペナルティーエリア内からボールが出る必要はない。

●ペナルティーキック(第14条)
【変更】
・ペナルティーキックを蹴る選手が、負傷の判断と治療を受けたとしてもそのキックを行うことができる。
・GKはボールが蹴られるまで、キッカーに面して、両ゴールポストの間のゴールライン上にいて、ゴールポスト、クロスバーまたゴールネットに触れていてはならない。

●ゴールキック(第16条)
【変更】
・ボールは明らかに動いた時インプレーとなる(守備側のPA内でのFKと同じ)

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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