日本サッカー協会、競技規則改正の説明会実施 映像付きで確認した変更点とは?
JFAの小川審判委員長が登壇し、メディアを対象に説明会を実施
日本サッカー協会は4日、キリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦の前日練習前、小川佳実審判委員長を講師に、メディアを対象に競技規則改正についての説明会を実施した。
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競技規則は常に「play fair!」という観点で国際サッカー評議会によって毎年改正。2019/20年の改正は「選手の振る舞い(行為・行動)の向上」「より長いプレーイングタイムの確保」「公平・公正さと魅力度をさらに向上」に焦点を当てて変更が行われ、今年6月から改正されている。
J1リーグは8月2日、J2リーグは8月4日、J3リーグは8月3日、ルヴァンカップでプライムステージ準々決勝第1戦の9月4日、天皇杯は3回戦の8月14日、JFLは8月24日、なでしこリーグでは8月31日から適用開始予定となっている。
映像も交えながら説明のあった主な変更点は以下の通り。
●交代(第3条)
【変更】
・交代する選手はタッチライン/ゴールラインの最も近い地点から出なければならない。
●チーム役員(第5、12条)
【変更】
・責任ある態度で行動しないチーム役員には、主審が「注意する」「警告としてイエロカードを示す」、あるいは「退場としてレッドカードを示す」という処置をする。
・反則を犯した者を特定できない場合は、テクニカルエリア内にいる責任者(監督)が罰則を受ける。
●ドロップボール(第8、9条)
【変更】
・ボールがペナルティーエリア内にあった時にプレーが停止された場合、ボールはGKにドロップされる。
・ボールがペナルティーエリア外にあった時にプレーが停止された場合、ボールは最後にボールに触れたチームの選手にその触れた地点からドロップされる。
・ボールが審判員に当たって得点になったり、ボールを保持するチームが変わったり、また大きなチャンスとなる攻撃になってしまった場合、ボールは最後にボールに触れたチームの選手に審判員に当たった地点でドロップされる。
・(両チームの)他のすべての選手は、ボールがインプレーになるまで4メートル以上ボールから離れなければならない。
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