「準備しとけよ」 日本代表DF槙野智章、初選出の18歳MF久保に送った“メッセージ”
槙野は久保建英や大迫敬介に対し、「遠慮するのではなく、しっかり輪に入る」ように助言
森保一監督率いる日本代表は、5日にキリンチャレンジカップのトリニダード・トバゴ戦を迎える。前日練習が行われた4日に取材に応じたDF槙野智章(浦和レッズ)は、MF久保建英(FC東京)とGK大迫敬介(サンフレッチェ広島)の10代2人に向けて、「A代表の雰囲気を1分1秒無駄にしてほしくない」とアドバイスを送った。
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日本代表は2日から国内合宿をスタート。森保監督体制では通算6度目の代表活動となった今回、GK大迫敬、DF中山雄太(PECズヴォレ)、MF久保と次世代の中心選手と期待される逸材が初招集。GK川島永嗣(ストラスブール)、FW岡崎慎司(レスター)の“ロシアW杯組”を現体制初招集するなど、新旧を融合させたメンバー構成となった。
今年の3月シリーズを除き、森保ジャパンでもコンスタントに招集されている槙野は、自らの立場を「いろんなメンバーが入れ替わっているので、伝えていくことも僕の仕事」と位置付ける。
「久保にせよ、大迫(敬介)にせよ、10代の選手が入ってきたなかで、A代表の雰囲気を1分1秒無駄にしてほしくない。ただそのなかでも、遠慮するのではなく、しっかりみんなの輪に入ってもらって、自分の力を出してほしい。ピッチ上では、彼らは持っているものは素晴らしい。変に憶病にならず、中に入っていけると感じています」
久保はどんな子か、と問われた槙野は「いい子ですよ」と語り、本人にかけた言葉の一部を明かした。
「結構サシでも話しています。サッカーに対して真面目な選手ですから、変わりないですよ。本人には『準備しとけよ』と一言伝えました」
“年長組”の部類に入る槙野は、自らのポジション争いに挑むと同時に、若い後輩たちに温かい視線を送っていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)