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まさに魔球! 元ブラジル代表R・カルロス、驚愕カーブの35mFK弾に再脚光「史上最高」
97年6月3日のフランス戦、世界に衝撃を与えた一撃 22年前の伝説弾を映像付きで絶賛
22年前の6月3日、サッカー史に刻まれる伝説のFKが生まれた。元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが左足から放った一撃は、物理学の法則を破るような摩訶不思議な軌道を描いてネットに吸い込まれ、世界に衝撃を与えた。まさに“魔球”と呼ぶに相応しい35メートルの超絶FK映像を海外メディアが公開し、大きな反響を呼んでいる。
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R・カルロスの代名詞となるゴールに誰もが驚愕した。1997年にプレワールドカップとして開催された大会「トゥルノワ・ドゥ・フランス」でブラジル代表の一員としてフランス戦に出場。敵陣中央でFKを獲得し、キッカーを務めたのがR・カルロスだった。
ゴールまで約35メートル。フランス代表の4人が壁として立ち、現在レアル・マドリードを監督として率いるMFジネディーヌ・ジダンらが並んだ。R・カルロスは、長い助走から独特な小刻みのステップを刻むと、思い切り良く左足を一閃。アウトサイドにかかったボールは壁の右側を通過すると、あり得ないカーブを描いて急激に左へ変化。相手GKファビアン・バルテズは意表を突かれて全く動けず、右ポストに当たりながらゴールに吸い込まれた。
かつて英紙「フォー・フォー・トゥー」フランス語版は「このブラジル人のキャリアで最も美しいゴール」と伝え、「地球外のFK」と大絶賛した。22年前に生まれた魔球FK弾を受けて各メディアがツイッターで動画を公開。英サッカー専門メディア「Squawka」は「史上最高のFK」と称え、スペイン紙「マルカ」も「R・カルロスが物理学に異議を唱えた日」と記している。
22年の時を得てもその衝撃は色褪せず、“伝説の一撃”として多く人の脳裏に刻まれているようだ。