久保建英、初の1試合2得点 大分戦「キャリア最多」を記録した3つのデータは?

大分戦で2ゴールをマークしたFC東京MF久保建英【写真:高橋学】
大分戦で2ゴールをマークしたFC東京MF久保建英【写真:高橋学】

3項目のデータで「キャリア最多」と出色のパフォーマンス

 首位のFC東京は、1日のJ1リーグ第14節で5位の大分トリニータに3-1と快勝した。日本代表に初選出されたMF久保建英が2ゴールと躍動したなか、この試合で3項目のデータで「キャリア最多」をマークしている。

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 この日の久保は自身初となる2ゴールと出色のパフォーマンスを披露した。FC東京が1-0とリードして迎えた前半39分、中盤の高い位置でボールを奪った久保がドリブルで駆け上がり、ペナルティーエリア内に侵入して左足を一閃。相手DFに当たりながらも鋭いボールがニアへ突き刺さった。

 1点を返されて迎えた試合終了間際、相手スローインからMFティティパンがバックパス。ハーフウェーライン近くまで上がっていた相手GK高木駿へのパスが弱く、久保が素早い出足でボールを奪取する。相手GKが大きく飛び出していたなか、久保は冷静な判断で自らボールを持ち運び、無人のゴールにシュートを決めた。

 データ会社「OPTA」は、公式ツイッターで「久保建英はJ1第14節の大分戦で、リーグでは自身初となる2得点を挙げた。また、この試合でのラストパス、パス、敵陣パスはいずれも自身のキャリアで最多だった」と言及。ラストパス「6」、パス「59」(成功率81.4%)、敵陣パス「52」(成功率80.8%)の3項目でキャリアハイの数値を叩き出したという。投稿では最後に「独壇場」と記し、そのパフォーマンスを絶賛している。

 6月の国際親善試合(5日トリニダード・トバゴ、9日エルサルバドル)に加え、同月にブラジルで開催されるコパ・アメリカ(17日チリ、20日ウルグアイ、24日エクアドル)の日本代表メンバーに初選出された久保。直近のリーグ戦4試合で4ゴールと大爆発している若武者の代表デビュー戦に注目が集まる。

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