「久保建英にまつわる悪いニュース」 バルサとの交渉難航報道に地元メディアも落胆
今夏のバルセロナ復帰が取り沙汰されていた久保 現地メディアは実現に悲観的
FC東京の日本代表MF久保建英は1日、J1リーグ第14節の大分トリニータ戦で2ゴールを決め、3-1の勝利に貢献した。直近のリーグ戦で4戦4発と好調を維持する久保は今夏のバルセロナ復帰の可能性が取り沙汰されていたが、バルセロナ専門メディア「FCBN」は「久保建英にまつわる悪いニュース。実質的にバルサによって破棄された」と、移籍の可能性が事実上消滅したと伝えている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
久保は2011年から4年間、バルセロナの下部組織に在籍していたが、クラブが18歳未満の外国人選手における登録違反を犯したため、日本に帰国することを決断。15歳で迎えた2017年5月にFC東京でトップデビューを果たすと、半年間の横浜F・マリノスヘの期限付き移籍を経て、今季ついに真価を発揮し、主力として首位を走るFC東京の原動力となっている。
一方、6月4日に18歳の誕生日を迎えることから、古巣バルセロナが再獲得に乗り出す可能性も取り沙汰されており、今夏にも実現に拍車がかかっていた。しかし、記事によると、代理人の変更に伴い交渉は一転して難航しているようで、「彼の到着は事実上除外されてしまった」と伝えている。
「この日本人が母国に帰って飛躍を遂げている間にも、バルセロナの関係者の何人かとはコンタクトを取り続けており、カンプ・ノウで成功する姿に思いを馳せていた」と、バルセロナ帰還に期待が寄せられていたことを振り返っており、久保の復帰が遠ざかっている現状を残念がっている様子だった。
page1 page2