“世界最高DF”がCL優勝直後に語ったメッシの存在 「決勝進出は関係ない。世界一だ」
ファン・ダイクがバロンドールについて言及 「メッシが受賞するべきだ」
リバプールは現地時間1日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でトットナムに2-0と勝利し、14シーズンぶり6度目の欧州制覇を果たした。完封勝利の立役者の1人であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、CL優勝直後にバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及。バロンドール(仏誌選定の年間最優秀賞)について「メッシが受賞するべきだ。決勝進出は関係ない」と主張している。英紙「デイリー・エクスプレス」が伝えた。
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リバプールにとっては2年連続の決勝となり、今季は昨季の準優勝の雪辱を果たすことに成功したが、準決勝ではバルセロナを相手に奇跡の大逆転劇を演じていた。敵地での第1戦ではメッシの2得点を含む3失点で0-3と大敗。しかし、ホームでの第2戦では、エジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノを欠く“飛車角落ち”で万全のバルセロナを迎え撃つと、4得点の大爆発。2戦合計スコア4-3で劇的な逆転突破を果たした。
バルセロナとの第1戦ではメッシに圧倒されてゴールを許したものの、第2戦で完封できたのは、ディフェンスリーダーを務めるファン・ダイクの存在によるところが大きい。リーグ戦でも圧倒的なパフォーマンスでリーグ最少失点の原動力となり、年間ベストイレブンに選出されるだけでなく、PFA年間最優秀選手も受賞していた。
トットナムとの決勝もクリーンシートに抑えたファン・ダイクは、CL優勝直後の記者会見でバロンドールの受賞の可能性について尋ねられた際、「僕が考える世界最高の選手はメッシだ。バロンドロールを受賞するべきなのは彼だ」とメッシを名指しし、自身以上の評価を与えられるべきと推奨している。