複数のビッグクラブがデ・リフトに関心を示すなか、元アヤックス監督2人の見解は…

　アヤックスでキャプテンを務める19歳のオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、今季の活躍ぶりから夏の移籍市場では去就に注目が集まっている。マンチェスター・ユナイテッドなど複数ビッグクラブがアプローチをかけていると噂のなか、名将ルイス・ファン・ハール氏は古巣ユナイテッドよりもマンチェスター・シティが最適な移籍先だと主張している。英紙「デイリー・メール」が報じた。

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　デ・リフトは10代とは思えない落ち着き払ったプレーでアヤックスの最終ラインに君臨。クラブは今季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）ベスト4に加え、国内リーグとカップ戦優勝と大躍進し、その立役者の1人だった。

　2017年には17歳でオランダ代表デビューも飾った期待のセンターバックは今夏の大人気銘柄の1人で、守備が補強ポイントのユナイテッドをはじめ、その宿敵であるマンチェスター・シティ、同胞MFフレンキー・デ・ヨンクが加入するバルセロナなどへの移籍が噂されている。

　衛星放送「FOXスポーツ」では、2人の元アヤックス監督がデ・リフトの去就について言及。2016～17年に指揮を取ったペーター・ボス氏が、「デ・リフトはマンチェスター・シティに完璧にフィットすると思う」とベルギー代表DFヴァンサン・コンパニの後継者に指名し、ファン・ハール氏もこれに同調した。

「私もまったく同じ考えだ。デ・リフトはバルセロナに行くことも考えられるだろう。私は彼らのセンターバックたちはあまり好きではないしね。彼ならバルセロナでプレーできるが、マンチェスター・シティでもプレーできる。私だったら、リオネル・メッシよりもペップ・グアルディオラを選ぶだろう」

　ファン・ハール氏は今後の成長を考えて、シティの名将グアルディオラ監督の下でプレーできる環境を推奨しているようだ。

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