名将ペップ、CL逆転負け敗退のバルベルデ監督を擁護 「友情を差し置いても素晴らしい」
同じプレミアのリバプールの強さを認めたうえで「私は彼が残留するのが幸せだ」と発言
バルセロナは2018-19シーズン、3冠を狙ったもののリーガ・エスパニョーラの1冠のみに終わった。特に疑問の目を向けられているのはエルネスト・バルベルデ監督の采配で、ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督が次期監督候補に挙がるなど、逆風が吹いている。そのなかで、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は現指揮官を擁護したという。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
マンチェスター・シティをプレミアリーグ連覇に導いたペップ監督。母国スペインに戻って束の間のオフを過ごしているが、バスケットボールの試合を観戦後に取材に応え、このように話している。
「我々の間にある友情を置いておいたとしても、エルネストは素晴らしいよ。彼はとても良い仕事をしている。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は失ったのは確かだが、上手くやっている。リーガを2連覇しているし、私は彼が残留するのが幸せだよ。バルサは彼のスタイルに忠実だからね」
ペップ監督がこう擁護しているのは、CL準決勝でバルサ相手に大逆転勝ちし、最終的には6度目のビッグイヤー獲得を成し遂げたリバプールの強さを肌で実感しているからだ。「バルサとリバプールはすごく良いチームだよ。リバプールはヨーロッパの王者となり、本当に強かった。水準が非常に高いなかで、もし一つのチームが良くない内容の試合をやった場合は負けることになる」と、1試合ごとの出来が大きく左右すると話す。
今季プレミアでリバプールはシティと勝ち点差1の「97」という歴代最多記録の3位となった。それほどまでクオリティーの高いチーム相手に負けたのだから“致し方なし”といった心持ちなのだろう。かつてバルサの黄金時代を築いたペップ監督のコメントは、現在のバルサフロントにはどのように響くのか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)