コパ・アメリカ参戦の日本代表、スペイン紙が“スタメン”大胆予想…「強みと弱み」も指摘
香川や本田ら不在のフレッシュな顔ぶれに注目 「世代交代の時期を迎えている」
日本代表は14日にブラジルで開幕するコパ・アメリカ(南米選手権)に参加する。FC東京MF久保建英など、初招集の選手も多く選出されているなか、スペイン紙「マルカ」はゲスト国として同大会に参加する日本代表に注目。「多くの驚きとともにやってくるゲスト」と見出しを打ち、チーム状況を詳細に伝えている。
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13名が初招集となるなど、フレッシュな顔ぶれとなった今大会の日本代表だが、同紙は「日本はアジアカップ準決勝で優勝候補のイランを破りながら、決勝でカタールに敗れて準優勝となった」と直近の成績に触れたうえで、「日本は世代交代の時期を迎えている」と紹介。MF香川真司(ベジクタシュ)やMF本田圭佑(メルボルン・ビクトリー退団)が不在のチームには「かつてのようなヨーロッパのビッグスターがいない」と綴っている。
また同紙はスタメンを大胆予想。4-4-2のフォーメーションをベースに11人を選出した。GKは川島永嗣(ストラスブール)、DFは右から立田悠悟(清水エスパルス)、冨安健洋(シント=トロイデン)、板倉滉(フローニンゲン)、杉岡大暉(湘南ベルマーレ)、MFは右から中島翔哉(アル・ドゥハイル)、柴崎岳(ヘタフェ)、中山雄太(ズヴォレ)、伊東純也(ヘンク)、FWは岡崎慎司(レスター退団)と前田大然(松本山雅FC)という構成となった。中島と伊東の左右など、やや曖昧な部分も見られるが、全体として欧州組をファーストチョイスとして見ていることが分かる。
さらに同紙は日本代表の「強み」と「弱み」にも言及。まず「強み」には「監督」を挙げ、森保一監督が年代別代表の監督も兼任していることから「若い年代の選手たちをA代表の選手たちと融合させることにおいて、誰よりも優れているだろう」と理由を説明した。そして「弱み」は「経験不足」。「2020年の東京五輪を念頭に置いたことで、13人の選手が初招集となった。コパ・アメリカにおいては決定的な差となり得る」として、ハイレベルな大会では経験不足が致命傷になる可能性も指摘している。
1999年以来となる日本代表のコパ・アメリカ参戦は、スペインからの注目も集めている様子。数多くの新戦力とともに臨むコパ・アメリカで、日本代表はどのような試合を見せてくれるのだろうか。