名古屋の豪州代表GK、失点直結の“混乱プレー”に海外反響 「奇妙なミス」「コミカル」
仙台に1-3と敗戦、オーストラリア代表のGKランゲラックがまさかのミス
名古屋グランパスは1日のJ1第14節でベガルタ仙台に1-3と敗れたなか、オーストラリア代表GKランゲラックが見せた失点直結のプレーに海外メディアが反応し、「奇妙なミス」「コミカル」と反響を呼んでいる。
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名古屋にとって今季ワースト3失点となった。開始6分、FW吉尾海夏に先制点を献上したなか、前半27分にFWマテウスの一撃で追いつく。しかし後半29分、相手FW長沢駿に勝ち越し点を奪われると、同37分に名古屋の守護神がまさかのミスを犯した。
仙台のカウンターを受けるも名古屋が冷静に対応。DF丸山祐市がボールを奪取し、GKランゲラックにバックパスして危機を回避した。しかし直後に長沢の猛プレスを受け、ランゲラックが慌てて味方にパス。混乱のなかで出したボールを長沢にカットされてあっさり追加点を奪われた。巻き返しを図ろうとしていた名古屋にとって痛恨のミスとなり、最終的に1-3で敗れている。
海外メディアは名古屋GKのパスミスに注目。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は「驚くべきカモ、カリウスのようなランゲラック」と伝え、相手の思うつぼとなったランゲラックのミスに言及。さらに、昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリード戦で、当時リバプールに所属したGKロリス・カリウス(現ベジクタシュ)の凡ミスから失点した様子にたとえた。
また英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ語版は「日本のJリーグで奇妙なミス」と報道。「元BVB(ドルトムント)のランゲラックがひどいミスを犯した」と紹介。2010-11シーズンから5年間にわたってドルトムントに在籍した守護神のプレーに驚嘆している。
Jリーグ屈指のGKとして高い評価を得ているランゲラックだが、この日は不運な失点に泣く形となった。