なでしこJ、W杯へ改善急務 監督とDF熊谷が指摘…直前の親善試合で見えた課題は?
熊谷「単純なミスも多かった」 10日のW杯初戦アルゼンチン戦に向けて課題修正へ
また、最終ラインでフル出場した熊谷も「前半に不運な形で失点して、後半の最後に同点にできたのは良かったが、単純なミスも多かった。テクニックで来る選手が多くそこまでの怖さはなかったが、奪ったボールを自分たちのものにする時間を長くすればもっと得点チャンスを作れたと思う」と、スムーズな攻撃への移行ができなかったと話した。
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日本の攻撃陣は、アタッキングサードでは連動したコンビネーションや個の突破など、決定機を生み出すだけのクオリティーを見せる。今回のゲームで出場機会のなかったFW岩渕真奈ら多彩なメンバーも揃っている。そうした良さを生かすためにも、より安定して自陣からボールを運んでいく作業は間違いなく本大会で必要な要素と言えるだろう。
本大会の初戦アルゼンチン戦は現地時間の10日。約1週間の準備期間が残るなか、高倉監督の「チームは良い方向に向かっているので、課題を修正してW杯に臨みたい」という言葉を体現することが、2大会ぶりの優勝を目指すチームにとって必要不可欠になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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