バルサ、グリーズマンとネイマール“ダブル獲り”画策 主力2選手放出で資金捻出へ
コウチーニョとデンベレの高額での売却を目論むとスペイン紙報じる
リーガ・エスパニョーラを連覇したバルセロナは、来季に向けて以前より加入が噂されているアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに加え、パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールも獲得しようと考えているようだ。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えている。
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今季限りでの退団を発表したグリーズマンは、以前より加入が噂されていたバルセロナへの入団が既定路線と言われている。シーズン終了と同時に発表されるものと思われていたが、まだ発表には至っていない。その理由の一つとして、現段階でのグリーズマンの移籍金は2億ユーロ(約242億円)と言われているが、契約上の理由により、7月入れば1億2000万ユーロ(約145億円)まで下がるという。
一方のネイマールは世界最高額を更新する2億2200万ユーロ(現在のレートで約268億円)でバルサからPSGへ移籍。現段階では、その移籍金も含めた条件がはっきりしていないという。いずれにしても獲得を狙うならば、移籍金だけでなく高額な給与を準備しなければならない。
バルサはネイマールの再加入によってアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの“MSNトリオ”を復活させるつもりで、それに加えグリーズマンを中盤でプレーさせようと目論んでいるようだ。また、必要に応じてスアレスに代わってグリーズマンをFWとしてプレーさせるプランも持っていると、同紙は主張している。
そういった来季の構想を実現させるために巨額の資金が必要となるバルサは、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョとフランス代表FWウスマン・デンベレを高額で放出することを画策。グリーズマンとネイマールの“ダブル獲り”を実現するならば、コウチーニョとデンベレがどれだけ高額で売れるかがカギになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)