1年前の雪辱を果たしたクロップ、CL初優勝に万感 「今夜は最高にエモーショナル」
トットナムを2-0で撃破、自身初のCL制覇に歓喜爆発
リバプールは現地時間1日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でトットナムを2-0で下し、14年ぶり6度目の欧州制覇を成し遂げた。指揮官のユルゲン・クロップ監督は「今夜は最高にエモーショナル」「リバプールに戻るのが楽しみ」と喜びを爆発させた。UEFA公式サイトがコメントを伝えている。
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昨年は決勝でレアル・マドリードに1-3で敗れて涙を呑んだリバプール。2年連続の大舞台ではキックオフからフルスロットルで、試合開始21秒でPKを獲得する。セネガル代表FWサディオ・マネのクロスが、ペナルティーエリア内でトットナムMFムサ・シソコの右腕に当たり、主審は迷わずホイッスルを鳴らした。
これをエジプト代表FWモハメド・サラーが強烈なキックで決めて先制すると、そのリードを一度も渡さず。後半43分には途中出場のベルギー代表FWディボック・オリギが追加点をゲットし、2-0で快勝した。
自身初のCL優勝を果たしたクロップ監督は「今夜は最高にエモーショナルだ」と喜びを語った。「思っていたよりは冷静でいられているけどね。(優勝)カップに触るかどうかは重要ではない。選手がそれを持っている姿や、観客の顔を見られただけで素晴らしいよ」と健闘した選手や、声援を送り続けていたサポーターの歓喜する姿に感極まったようだ。
決勝翌日には本拠地凱旋を果たす予定で、指揮官も「明日にはリバプールに戻って祝福できるというのは大きいね。楽しみだよ」と、大勢のリバプールサポーターの前で優勝報告できる瞬間を心待ちにしているという。