久保建英ら好調を維持するFC東京の日本代表組に期待 「気持ちよく代表に行けます」
日本代表での活躍を期待させる 絶妙な距離感と巧妙な役割分担
日本代表の経歴で先を行く室屋は、「拳人くんも点を決めたし、タケも点を決めたし、みんなで気持ちよく代表に行けます」とコメント。選ばれたチームメートも好調のまま日本代表の場に向かえることを喜んでいるようだった。
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前回に引き続き2回目の招集となった橋本も、「東京を代表して3人が、いつもやっているプレーっていうのを代表でも出せれば良いパフォーマンスが出せると思う」と自信を見せている。続けて、「自分らしさというのをしっかり代表でも出したいなと、何かしら爪痕を残したいなと思っています」と、日本代表定着に向けての意気込みを語っている。
東京五輪を目指すことになる久保は、6月5日(トリニダード・トバゴ戦)・9日(エルサルバドル戦)の国際親善試合に加え、同月のコパ・アメリカの日本代表メンバーに選出されている。そのことに関してFC東京の長谷川健太監督は、「コパ(・アメリカで日本代表)に取られるのは痛い」と苦笑いしながらコメント。現在のチームにとって、久保が中心であることを暗に示唆している。
J1で首位に立つチームの中心的存在となった久保は、コパ・アメリカについて「ビビらずにやりたい」と意気込みを語っている。
「今の自分の今までのサッカー人生では計り知れないような相手と戦うので、自信があるわけではないんですけど、そこはピッチに立って自信をつけていくしか選択肢はないと思っています。ですので、ビビらずにやりたいなと思っています」
首位の地位を維持したまま日本代表へ向かうことになった代表組には一定の自信がみなぎり、ユニフォームが変わっても何かやってくれそうな予感を漂わせる。大分戦後に橋本が「全員が良い距離感でプレーできた」と振り返っていたように、特に3人の距離感が良いときに今季のFC東京は輝いている。橋本の攻守にわたるサポート、室屋のダイナミックなオーバーラップがあって、久保の仕掛けやチャンスメークに拍車が掛かる。日本代表の試合でも絶妙な距離感と巧妙な役割分担でプレーするFC東京組に期待せずにはいられない。