「来た!」 浦和MF森脇良太、今季2度目の“ラストプレー”同点弾はなぜ生まれたのか
座右の銘が引き寄せたゴール? 広島ユース時代に森山佳郎監督から掛けられた言葉
しかし、そのボールは森脇いわく「ちゃんと当たらずに変な方向へ飛んでいった」が、そこには相手DF谷口彰悟がいた。谷口に当たったボールはコースが変わり、GKチョン・ソンリョンの逆モーションになる形でゴールに吸い込まれていった。
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森脇は「本当に嬉しかったですよ。みんなに顔やら髪やらとつかまれてもみくちゃにされたんですけど」と笑顔。森脇のラストプレーのゴールにより勝ち点1をもぎ取ったのは、3月30日のリーグ第5節FC東京戦に続き、今季2回目になった。
そのことについて森脇は「運が良いですよね。2回目なのはたまたまです」と話したものの、「諦めない、苦しくても2点目を与えないという全員の思いがつながった、みんなでの同点ゴールだったと思います」と喜びを表現した。
若き日を過ごした広島ユース時代に森山佳郎監督から掛けられた「気持ちには引力がある」という言葉を座右の銘としている森脇だけに、その最後の一瞬まで諦めない思いがラストプレーでのボールを引き寄せているのかもしれない。