「お前たち、これで満足か?」 浦和の大槻監督、劇的同点劇もロッカー室で熱い言葉
「これが最低限のベースだ」 大槻監督が川崎戦後に選手たちに投げかけた言葉とは?
大槻監督はこの引き分けに「この勝ち点1が大きな一歩になって欲しいと思っている。中断期間で、この勝ち点1を生かせたといえるようなものにしたい」と話した。
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一方で、試合終了直後のロッカールームでは、選手たちに熱い言葉も掛けていたという。MF宇賀神友弥は「お前たち、これで満足か? 最後に追いつけたことは素晴らしかったけど、これで満足する者は1人もいないし、これが最低限のベースだ」という言葉があったことを明かした。
大槻監督は中断期間中に取り組みたいことについて「戦術的な積み上げ」と、短くも明確な言葉を残している。昨季の暫定監督としての指揮では公式戦6戦無敗でオリヴェイラ監督にバトンタッチした。当時はスーツ姿のいでたちに“組長”というワードも飛び交ったが、分析担当を務めてきた冷静さと選手を突き動かす情熱によって、浦和がどこまで復活を果たすのか。ポテンシャルは間違いのない選手たちが揃うチームだけに、指揮官の手腕が注目される。