「お前たち、これで満足か?」 浦和の大槻監督、劇的同点劇もロッカー室で熱い言葉
敵地の川崎戦で先制点を献上も終了間際に森脇が同点弾 「諦めない思い」が生んだ一撃
浦和レッズの大槻毅監督は、就任初戦となった1日のリーグ第14節、敵地での川崎フロンターレ戦で1-1の引き分けに持ち込み、昨季の暫定監督からの無敗を継続した。
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浦和は26日の前節サンフレッチェ広島戦に0-4の大敗を喫した2日後、オズワルド・オリヴェイラ監督との契約解除と大槻新監督の就任を発表。3日間の非公開練習を続け、全てをベールに包んだまま、この初陣に臨んだ。すると、スタメンは前節から5人を入れ替え、今季に明治大学から加入のDF岩武克弥を浦和デビューのピッチに送り込んだ。
前半は大槻監督が「監督が代わってやってやろうというところが出た」と話したように、整理された守備からFWマルティノスのスピードを生かしたカウンターでゴールに迫るシーンも作った。しかし、後半に入ると「できない部分が出た。二面性があった」と話したように、川崎の攻撃に防戦一方になっていった。
さらに同9分には先制点を許したが、ラストプレーとなった同アディショナルタイム5分のプレーについて「1点差で諦めるわけがないですけど、その諦めないという思いが最後につながった」と言及。コーナーキックの二次攻撃から攻撃参加したGK西川周作のフリックという意外性のあるプレーも飛び出し、最後はMF森脇良太のシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれた。劇的な同点弾で1-1の引き分けに持ち込む試合になった。