17歳久保建英、スペイン紙が“古巣復帰交渉”の行方に言及 「バルサも注視を続け…」
「ムンド・デポルティーボ」紙は代理人やミーティング回数など詳細をレポート
FC東京の日本代表MF久保建英は、1日のJ1リーグ第14節・大分トリニータ戦で2ゴールを決め、3-1の勝利とチームの首位固めに大きく貢献した。4日に18歳を迎えるにあたって、かつて下部組織時代に所属したバルセロナも注目しているようで、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によると復帰交渉を進めようとしているが、久保側の代理人との条件が離れているのだという。
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「Jリーグにおける日本人アタッカーの役割はさらに存在感を増し、現在Jリーグで首位であるFC東京に完全に溶け込んでいる。若きストライカーは進化を続けており、コパ・アメリカに招待された日本代表のチームにも招集されている。その一方でバルサもタケ・クボの注視を続け、コンタクトを取り続けている」
同紙は17歳にして日本代表に招集された久保のここ最近の活躍ぶり、そして久保とバルサの間に接触があるとした。ただし久保側が新たな代理人を迎えたことによって、その交渉はこれまでとは少々違う展開を見せているようだ。
「バルサとタケの代理人は状況を変えるために4回ものミーティングの場を持ったが、かつて彼を育てたクラブとの条件とはかなり遠く離れている。クラブ側は彼と同じく才能を有した選手に倣い、まずはヨーロッパでの最初のステップをバルサBで踏んでから適応し、そこで才能を見せてほしいと考えているからだ」
バルサはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらが所属するトップチームの下に、10代後半から20代前半の選手が所属するバルサBというチームを保有している。ただ今季は3部相当・セグンダBのグループ3で8位に終わり、昇格プレーオフ進出を逃した。もし移籍してもバルサBでのプレーとなるとセグンダBでのプレーとなり、同紙は「トップチームとしての契約を求めているのでは」とも記している。
Jリーグで強烈な存在感を放ち始めた久保。バルサへの復帰を果たすのか否かが注目を集めるなかで、今後の交渉はどのように進んでいくのだろうか。