シャルケ強化部長が来夏の退任を発表 合流間近の内田の未来を左右するか
内田を高く評価していたヘルト強化部長
今年6月に右膝蓋腱の手術を行い、現在復帰に向けてリハビリを行っているシャルケの日本代表DF内田篤人。先日にはボールを使ったトレーニングでリハビリに励む姿がクラブの公式ツイッターで公開されていたが、シャルケ自体が来季から変容することになりそうだ。
クラブは強化部長を務めるホルスト・ヘルト氏が2016年6月の契約満了を持って、チームから離れることが記者会見で発表された。ヘルト氏は10年にシャルケのフロントに入ると、11年3月に強化部長を兼任していたフェリックス・マガト監督が解任されると、その後任についていた。
内田は、10月31日のコメントとしてクラブの公式ツイッターを通じて4週間以内にチーム練習に合流する意向を明らかにしている。早ければ年内復帰も見込まれる状況だ。18年6月まで契約を残す内田だが、来夏の移籍市場の段階では契約が残り2年となる。新たな強化部長に対し、チームにとっての自身の価値をアピールするためにも、確実な復帰とプレーを見せたいところだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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