長谷部誠が「職人」認定 今季ブンデス「ライン上クリアトップ5」で5位にランクイン

フランクフルトMF長谷部【写真:Getty Images】
フランクフルトMF長谷部【写真:Getty Images】

古巣ヴォルフスブルク戦のピンチで見せたスーパークリアを海外メディアが高評価

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、ドイツ挑戦12年目の今季、35歳にして自己ベストと言ってもいい充実のシーズンを送った。海外メディア「ブンデスリーガのライン上クリアTOP5」を独自選出し、長谷部のスーパープレーが5位にランクインしている。

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 長谷部はフランクフルト5年目の2018-19シーズン、開幕こそ出遅れたものの、リベロでの起用を機に右肩上がりで調子を上げ、35歳にして自己ベスト級のハイパフォーマンスを見せた。

 衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は「2018-19シーズン ブンデスリーガのライン上クリアTOP5」と題し、今季生まれた“スーパークリア”を独自にランキング。長谷部が4月22日に行われたリーグ第30節の古巣ヴォルフスブルク戦で見せたプレーが5位に入った。

 前半10分、右サイドを崩されてクロスを上げられ、ペナルティーエリア内でヴォルフスブルクのオランダ代表FWヴォウト・ヴェフホルストにフリーでシュートを許す。GKも反応できないグラウンダーの一撃がフランクフルトのゴールを襲ったが、走り込んできた長谷部が左足を伸ばしてライン手前でクリアし、決定的なピンチをしのいだ。

 フランクフルトの専門ニュースサイト「EXTRATIPP」は「不可欠:長谷部誠はスーパーマン」と見出しを打ち、「重要なデュエルに勝ち、ライン上でピンチを防ぐなどディフェンスを牽引した」と称えていたが、「FOXスポーツ」も記事で絶賛している。

「マコト・ハセベはアディ・ヒュッター監督の元で新たな守備の役割を果たした。スーパークリアに関してブンデスリーガのエキスパートだ」

 衰え知らずの長谷部は、36歳を迎える来季も大黒柱の1人としてチームを支えてくれそうだ。

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