神戸DF、ライン上で衝撃の右手スパイク 即退場の瞬間に伊紙驚嘆「ハンド、レッド、PK」
磐田戦、FWビジャのPKで神戸先制も… 終了間際に痛恨のPK献上で1-1ドロー
ヴィッセル神戸は1日の第14節でジュビロ磐田と対戦し、元スペイン代表FWダビド・ビジャの2試合連続ゴールで先制も、終了間際に同点のPKを決められて1-1ドローに終わった。
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開始2分、こぼれ球に反応したFW三田啓貴が相手ペナルティーエリア内で磐田GKカミンスキーに倒されてPKを獲得。同3分、これをビジャがゴール右に流し込み、2試合連続弾で今季6ゴール目をマークして神戸が先制に成功した。
後半に入り粘り強い守備を見せていた神戸だったが、後半アディショナルタイム1分に悲劇のドラマが待っていた。磐田の猛攻に晒されるなか、MF荒木大吾がエリア内に侵入してクロス。神戸GK吉丸絢梓が飛び出して触るも、ボールはゴール方向へ。いち早く反応したDFダンクレーが倒れこみながら決死のクリアでピンチを阻止した。
しかし、ダンクレーのクリアボールが再び荒木に渡ると、そのまま中央へクロス。これにGK吉丸が反応したが、バウンドしたボールが倒れていたダンクレーの元に飛ぶ。はじき返す体勢になかったダンクレーは思わず右手スパイクではじき返したが、この行為により一発退場。相手にPKを献上し、終了間際の失点でドローに終わった。
ダンクレーが見せた決死のプレーに反応したのがイタリア紙「コリエレ・デッロ・スポルト」だ。「Jリーグ、ダンクレーのハットトリック:ハンド、レッド、PK」と報じ、「ジュビロ磐田とヴィッセル神戸の対戦で、ダンクレーが終了間際に気が動転」と言及。ダンクレーがライン上でクリアを試みた瞬間の映像を紹介している。
神戸は終了間際の失点で連勝を逃す形となったが、海外メディアは結果以上にダンクレーのプレーに注目を寄せていた。