17歳久保建英、2ゴールの大活躍にも主力の自覚 「あれくらいはやらないといけない」
チャンスメークでも出色のパフォーマンス 前節の敗戦を払拭して勝利を演出
首位のFC東京が1日のJ1第14節で5位の大分トリニータと対戦し、本拠地で3-1と快勝した。日本代表に初選出された17歳MF久保建英は2ゴールをマークする活躍を見せたなか、「あれだけボールを受けられたら、あれくらいはやらないといけないと思っていた」と語り、チームをけん引する存在としての自覚を覗かせた。
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6月5日(トリニダード・トバゴ戦)・9日(エルサルバドル戦)の国際親善試合に加え、同月のコパ・アメリカの日本代表メンバーに選出されたFC東京の久保が躍動した。
前半30分、DF室屋成のクロスからMF橋本拳人がヘディングで合わせてFC東京が先制。さらに同39分、中盤の高い位置でボールを奪った久保がドリブルで駆け上がり、中央やや左寄りからペナルティーエリア内に進入して左足を振り抜くと、相手DFに当たりながらも鋭いボールがニアへ突き刺さった。さらに1点を返されて迎えた試合終了間際には、相手のバックパスを拾った久保が無人のゴールにシュートを流し込んだ。
FC東京は前節セレッソ大阪戦に0-1で敗れ、今季初の敗戦を喫していたが、この日は上位の大分を相手に見事なパフォーマンスを見せて首位を堅持。久保も試合を決定づける2ゴールはもちろんのこと、チャンスメークでも際立ったプレーを披露。「前節と比べたら全然、良かったと思います」と語った久保は、自身のプレー全般について問われると、中心選手としての自覚を感じさせるコメントを残している。
「今日はすごくボールがたくさん来て、なおかつ前を向いてプレーすることもできた。あれだけボールを受けられたら、あれくらいはやらないといけないと思っていた。チャンスを作れたのはいいことだと思います」