米メディアがマインツ武藤を徹底特集 「数年後、チェルシー以外も彼を求める」

その先に待つ輝ける未来

 そして、特集では、武藤のマインツでのこれまでの活躍ぶりをこう結論づけている。

「武藤のマインツに加わる決断は正しいように見える。彼はブンデスリーガのDF陣相手に何度も実力を証明している。シーズンが深まれば、特にユネス・マリとパブロ・デ・ブラシスとの相互理解が深まれば、シーズン終盤には成長を見込まれる。まだ序盤だが、オカザキのいい代わりに見える」

 今季開幕前にレスター・シティに移籍したチーム屈指のスコアラーだった岡崎慎司の代役を十分にこなしていると見識を示した。

 そして、彼の未来をこう占った。

「23歳でまだ2シーズンも戦っていないが、いまだに成長の余地は大きい。必要な技術は全て持っている。知性、技術、推進力、欧州サッカーでも安定したゴールスコアラーとなり、日本代表のレギュラーにもなれる。数年後には彼の獲得を求めるUEFAチャンピオンズリーグを戦うクラブはチェルシーだけではなさそうだ」

順調な成長を続ければ、チェルシーなどCLを戦うビッグクラブが武藤争奪戦を展開すると、輝ける将来への希望的観測を示していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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