バイエルン、サネ獲得へ97億円オファーもマンC却下 “プランB”に変更の可能性も浮上

シティMFサネの獲得を試みるバイエルン【写真:Getty Images】
シティMFサネの獲得を試みるバイエルン【写真:Getty Images】

“ロベリー”の後継者に指名も、ペップは残留させたい姿勢を崩さず

 プレミアリーグ王者マンチェスター・シティから、ドイツ代表MFレロイ・サネの獲得を試みるブンデスリーガ王者バイエルンが、1回目のオファーを提示したようだ。英紙「ガーディアン」が報じている。

 同紙によると、提示額は以前から報じられていたとおり8000万ユーロ(約97億円)。しかし、ジョゼップ・グアルディオラ監督はサネを残留させたい構えを示しており、シティはあえなくこれを却下したという。

 バイエルンは元フランス代表MFフランク・リベリーと、元オランダ代表MFアリエン・ロッベンという2人のベテランウインガーが今季限りで退団することになっており、その後を任せられる選手としてサネに白羽の矢を立てている。カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは先週、「成功するかどうか保証はできないが」としつつも、サネへの関心を公に認めており、その際にサネにはシャルケ時代の3年前から目をつけていたものの、当時はまだロッベンとリベリーが最盛期にあり、「レギュラーの座を確約できなかった」と述べていた。

 その“ロベリー”が退団することになり、満を持してサネ獲得に乗り出したバイエルンだが、すでにフランス代表DFベンジャマン・パバール(3500万ユーロ/約42億円)、同DFリュカ・エルナンデス(8000万ユーロ/約97億円)、ドイツ人FWヤン=フィーテ・アルプ(300万ユーロ/約3億6000万円)との契約をまとめており、サネに出せる金額の上限は8000万ユーロと見られている。

 ドイツ誌「シュポルト・ビルト」によれば、ウリ・ヘーネス会長は「正確な金額はともかく、金銭面の枠は非常に難しいところにあると思う」とコメント。「我々はモノポリー(ボードゲーム)をしているわけではない。我々はサッカークラブである。リュカ・エルナンデスに8000万ユーロを費やし、一つの限度に達した。今後の移籍において、この金額を超えるとは思わない」と、補強に費やせる金額には限界があると認めている。

[ftp_del]
>>【PR】「DAZN」で観られるコパ・アメリカ2019 日本代表の試合日程はこちらから
[/ftp_del]

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング