チェルシーDF、“憧れ”のアトレティコ移籍希望か すでに個人間では合意とスペイン紙報じる
スペイン代表DFマルコス・アロンソ、左サイドバック流出のアトレティコ移籍を希望
チェルシーは現地時間29日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でアーセナルに4-1で勝利し、クラブ史上2度目のEL制覇を成し遂げた。この試合で出場機会を得られなかったスペイン代表DFマルコス・アロンソは、アトレティコ・マドリードへの移籍を希望していると、スペイン紙「マルカ」が報じている。
フランス代表DFリュカ・エルナンデスとブラジル代表DFフィリペ・ルイスが退団するアトレティコにとって、左サイドバックは補強ポイントとなっており、すでにアロンソとは個人間で合意に達したという。アロンソは2018-19シーズン、チェルシーで控えに回っており、EL決勝で出場機会がなかったことが移籍を決意させる決定打になったと、「マルカ」は伝えている。
アトレティコは2カ月前にもアロンソに移籍を打診。選手自身も彼が育ったマドリードへの帰還を希望していたが、この時は金額面で折り合いがつかずに話は流れていた。
レアル・マドリードの下部組織出身のアロンソだが、子供の頃からアトレティコが憧れのクラブであり、リーガ・エスパニョーラで戻ってプレーするなら他の選択肢はないという。同ポジションの選手が移籍したことで、レギュラーになれる公算も高く、アロンソ側は移籍に前向きだと報じられている。
アトレティコにとっての問題は、アロンソと新契約を締結したばかりのチェルシーとの交渉になる。今後二度の移籍市場での補強禁止処分を受けているチェルシーは、貴重な現有戦力を簡単に手放すことはしないだろう。
はたしてアロンソの子供の頃からの夢は叶うのか。今後の動向に注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)