ユベントス、チェルシーなどで指揮を執ったアントニオ・コンテ氏招聘が有力

　イタリアの名門インテルは、現地時間30日にルチアーノ・スパレッティ監督の退任を正式に発表した。来季のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）への出場権を獲得したものの、チームを離れることになった。

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　スパレッティ監督はインテルに2017年6月から就任して2シーズンの指揮を執った。いずれもCL出場権を獲得したものの、カップ戦も含めてタイトルの獲得には至らなかった。また、今シーズン中には契約延長問題でいさかいを起こしたアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディから主将をはく奪するという決断も下していた。

　一方で、これを受けてイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「インテルはアントニオ・コンテと契約する準備を整えた」という方向性で報じている。

　インテルはかつてユベントスをリーグ3連覇に導き、イタリア代表監督も務めた前チェルシー監督のコンテ氏に来季の監督就任をオファーしていると報じられてきた。

　少なくとも新シーズンを新監督とともに迎えることが決まったインテルは、ユベントスが8連覇中で完全な“1強”と化しているセリエAに、再び優勝争いの魅力を与えることができるだろうか。

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