「中国に行きたいと思ったことはない」 レアル主将ラモス、緊急会見で“残留宣言”
中国への移籍希望を否定 「とても愛されて支えられていると感じている」と強調
レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、現地時間30日に記者会見を行い、レアルから退団する意志がないことを明言した。スペイン紙「マルカ」などの他、欧州メディアも一斉に報じている。
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ラモスについては今週、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長がラジオ局「オンダ・セロ」の番組に出演した際に「代理人と伴って事務所を訪れ、中国のクラブに移籍金なしで移籍する希望を伝えてきた」と発言したことが大きな話題になっていた。
ラモスは記者会見を開いた理由を「自分に対する多くの話が出てきたので、状況を明らかにしたかった」とコメント。そのうえで、レアルへの残留を宣言した。
「ここで引退するのが夢だ。中国に行きたいと思ったことはない。昨日、会長と会って全てをクリアにしてきたところだ。もし、レアルから出ていく日が来るとするなら、それは僕の体が高いレベルのプレーに対応できなくなったと感じた時だ。レアルでキャプテンを務めているし、チームメートからもとても愛されて支えられていると感じている」
昨季までUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を3連覇したレアルは今季、2回の監督交代が行われるなど苦しいシーズンを過ごしたことで、夏の移籍市場では大幅な入れ替わりも予想されている。それに先駆けて激震が伝えられたラモスの移籍志願だったが、ペレス会長との間で収束に達したようだ。
主将ラモスは、来季に向けて立て直しが求められるレアルの先頭に立ち続けることがハッキリとした模様だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)