チェルシー、内紛報道のルイス&イグアインが“キス動画” 英注目「喧嘩をネタにする」
前日練習で衝突のD・ルイスとイグアイン、EL優勝後に仲睦まじい姿をSNSに投稿
チェルシーは現地時間29日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝アーセナル戦で4-1と大勝し、6シーズンぶりの大会制覇を果たした。試合前日の練習で衝突が報じられた元ブラジル代表DFダビド・ルイスと元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが試合後に見せた仲睦まじい様子に、英メディアが注目している。
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チェルシーは決勝前日、会場となるアゼルバイジャンのバクー・オリンピックスタジアムで練習を実施。ミニゲーム中、D・ルイスがイグアインに肘打ちするような仕草を見せ、熱くなったイグアインが両手を広げながら近づき、不満を露わにした。さらにマウリツィオ・サッリ監督は激昂し、ピッチを去ってしまった。この映像が世界中に拡散され、内紛として騒がれる事態になっていた。
しかし、どうやら周囲の心配は杞憂だったようだ。試合ではD・ルイスがフル出場、イグアインが出番なしと明暗が分かれたものの、決勝後にD・ルイスが自身の公式インスタグラムで投稿したストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)では、2人が仲良く優勝の喜びを分かち合い、挙句の果てにはイグアインがD・ルイスにキスする様子が収められていた。
英紙「メトロ」は「D・ルイスとイグアインが練習中の喧嘩をネタにする」と見出しを打ち、「ロッカールームの歓喜のなか、D・ルイスは2人の間になんのわだかまりもないことを証明した」と報じ、2人が「何もなかった。愛してるぜ」「俺もだよ、兄弟」と言葉を交わしていたことを伝えている。
また、サッリ監督が激怒して練習から去った理由も「セットプレーの練習をしようと思ったが、至るところにカメラがあって無理だったから」と明かしたD・ルイス。決勝で見せた圧巻のパフォーマンスとともに不穏な噂を完全に打ち消し、心置きなく優勝の喜びに浸っているようだ。