「CL決勝の象徴的な瞬間」4位 ジダンの伝説ボレー弾に再脚光「歴史上ベストゴールの一つ」
01-02シーズンの決勝レバークーゼン戦、R・カルロスのクロスを鋭く振り抜き衝撃弾
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間6月1日、スペインのマドリードでトットナム対リバプールの決勝が行われる。トットナムの初優勝か、リバプールの14年ぶり6回目の優勝か、イングランド勢同士がプライドを懸けて激突するが、海外メディアは過去の決勝戦から「象徴的な瞬間」を厳選。4位には、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督が現役時代の2001-02シーズンに決めた伝説ボレー弾がランクインした。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
17年前の2001-02シーズン、CL決勝はレアル(スペイン)とレバークーゼン(ドイツ)が対戦。1-1で迎えた前半45分、スーパーゴールが生まれた。
左サイドで元ブラジル代表DFロベルト・カルロスが相手DFと競り合いながらクロスを供給する。天高い山なりのボールに対して、ペナルティーエリア内でジダンが反応。落下地点を見極めてピンポイントで左足を振り抜き、矢のように放たれたボレーシュートがゴール左上に突き刺さり、これが決勝弾となった。
ジダン監督の一撃は17年が経った今でも語り継がれる伝説弾となっている。
英ラジオ局「talkSPORT」は、6月1日の今季CL決勝を前に「CL決勝の象徴的な瞬間」を厳選。第5位に昨季の決勝でレアルのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが決めた衝撃オーバーヘッドキック弾が選ばれたなか、それに続く4位にランクインした。
「雷のようなボレー。歴史上ベストゴールの一つだ。(レバークーゼンの元ドイツ代表GKハンス=イェルク・)ブットがジズー(ジダンの愛称)を否定する手立ては何もなかった」
今年のCL決勝でも、長年語り継がれるスーパーゴールが生まれることを期待したい。