18年CL決勝で凡ミスのGKカリウス 古巣リバプールの現地観戦回避「自分の存在が…」
昨季CL決勝で立て続けの痛恨ミスでレアルに敗戦 今季はベジクタシュでプレーも…
リバプールは現地時間6月1日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で同じプレミア勢のトットナムと対戦する。14年ぶり6回目の優勝を目指すなか、昨季決勝で“悲劇”を味わった男が注目を集めている。現在、トルコ1部ベジクタシュに期限付き移籍中のドイツ人GKロリス・カリウスは、決勝が行われる現地出席を断ったという。英紙「デイリー・メール」など複数のメディアが報じている。
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リバプールはCL決勝トーナメントでバイエルン(ドイツ)、ポルト(ポルトガル)、バルセロナ(スペイン)と各国の強豪を撃破して2年連続で決勝に進出。とりわけ、バルセロナとの準決勝第1戦で0-3と敗れたなか、第2戦で4-0と大勝して劇的な逆転突破を果たした戦いぶりは世界に感動を呼んだ。
14年ぶり6回目の優勝を懸けてトットナムと対戦するが、現在はトルコの地でプレーする男が注目を集めている。今季リバプールから2年間のレンタルでベジクタシュへ移籍したカリウスだ。カリウスと言えば、レアル・マドリードと激突した昨季のCL決勝で、衝撃的なスローミスで元フランス代表FWカリム・ベンゼマにゴールをプレゼントし、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルのミドル弾も弾き損ねる失態を犯し、チームが1-3で敗れる要因を作ってしまった。直前のプレーで相手選手と接触し、脳震とうの疑いもあったが、カリウスはその後、世間から長期間にわたって批判を浴び続けた。
そんななか、英紙「デイリー・メール」は「“悲劇の男”カリウスはリバプールのCL決勝を回避する」と見出しを打ち、25歳のドイツ人GKに言及。トルコリーグはすでにシーズンを終え、オフに突入しているが、カリウスは古巣のCL決勝観戦を回避するという。
「ロリス・カリウスは、自分の存在がチームの気を散らす要因になるかもしれないと考え、トットナムとのCL決勝に出席するチャンスを断った。クラブとコーチングスタッフはこの決断を支持している。土曜日の夜、カリウスは元チームメートの戦いを遠くから見守るだろう」
記事では、このようにカリウスの決断について触れている。果たして、リバプールの面々は、元同僚の決断に応えてCLのタイトルを手にすることができるだろうか。