U-20日本代表、2大会連続のW杯16強進出! イタリアと0-0、1勝2分でB組2位通過
前半にFW田川が負傷退場するアクシデント 攻め込むも1点が遠くイタリアとスコアレスドロー
U-20日本代表は現地時間29日、ポーランドで行われているU-20ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦のイタリア戦に臨み、前半に田川亨介(FC東京)が負傷退場となるアクシデントに見舞われるなか、イタリアと0-0で引き分けて勝ち点を5とし、グループ2位通過を決めた。
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23日の初戦でエクアドルに1-1と引き分け、26日の第2戦ではメキシコに3-0と快勝した日本。1勝1分の勝ち点4で迎えたグループリーグ最終戦では、2連勝のイタリアとB組首位の座をかけて激突した。
ブィドゴシュチュ・スタジアムでの一戦に、日本は5月26日のメキシコ戦(3-0)から先発4枚を変更。前線にはMF斉藤光毅(横浜FC)と田川を起用し、2列目左にMF山田康太(横浜F・マリノス)、右にFW西川潤(桐光学園高)、2ボランチにはMF齊藤未月(湘南ベルマーレ)とメキシコ戦で途中出場だったMF伊藤洋輝(名古屋グランパス)を起用した。CBコンビはDF三國ケネディエブス(アビスパ福岡)とDF小林友希(ヴィッセル神戸)、左にDF東俊希(サンフレッチェ広島)、右にDF菅原由勢(名古屋グランパス)、そして最後尾はGK若原智哉(京都サンガF.C.)が入った。
日本は前半2分に、齊藤未が思い切りの良いミドルで相手ゴールを強襲するなど序盤から積極的に攻撃を仕掛けていくが、同8分に思わぬピンチを招いてしまう。自陣で小林が守護神へのバックパスを選択するが、ボールは前に出ていたGK若原の脇を抜けて自陣ゴールへ一直線。しかしゴールライン手前で若原が追いつき、ギリギリでボールをかき出した。
するとその直後、田川が自慢のスピードで相手ペナルティーエリア内に侵入。田川が倒されてPKを獲得した。しかしこのPKを、キッカーを務めたMF伊藤がゴール右を狙うが失敗。先制のチャンスを逸した。
さらに同21分には、後方からの1本のパスで完全に抜け出した田川が、ドリブルでボールを運び左足のシュート。これを相手GKに防がれた後だった。田川は右太もも裏を抑えて自ら交代を要求。負傷交代を余儀なくされ、担架に運ばれてピッチを去った。
その後も日本はリズム良く攻めるが、ゴールネットは揺らせず0-0のまま後半へ突入した。
後半も互角の攻防が展開されていくなか、15分過ぎからは徐々にイタリアの足が止まっていく。斉藤光のドリブル突破や華麗なパス交換で相手を揺さぶり、ファウルをもらっては好位置でFKのチャンスも獲得。敵陣でゲームを進める時間が長くなっていくが、引き分けでも1位通過のイタリアを前に最後の部分での精度を欠き、攻めあぐねてしまう。
結局最後までスコアは動かず、0-0のまま試合は終了。これで日本はグループリーグ3試合を1勝2分の勝ち点5で終え、勝ち点7のイタリアに続いて2位の座を確保。2017年の韓国大会に続き、2大会連続のベスト16進出を決めた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)