「下を向いているわけには…」 3年連続で監督交代の浦和、武藤が説く切り替えの重要性
退任したオリヴェイラ監督へ感謝の想い 「僕にとっては信頼できる監督でした」
浦和レッズのFW武藤雄樹は、大槻毅新監督が就任した最初のトレーニングとなった29日、前日夜に契約解除が発表されたオズワルド・オリヴェイラ監督への感謝の思いを語った。
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浦和は昨年も監督交代が起こり、4月下旬にオリヴェイラ監督が正式な監督に就任。天皇杯を獲得してAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場につなげた。今季はACLこそ決勝トーナメント進出を決めたが、リーグ戦では5勝2分6敗と負け越しており、直近では4連敗。ホームゲームで1勝1分5敗と低調だったことも、今回の監督交代の決断の要因になった。
オリヴェイラ監督のチームの中で、武藤は常に重用される存在だった。前線での運動量が豊富な武藤は、守備時には中盤のラインに下がり、攻撃ではストライカーの位置まで進出することを求められ、それを忠実に果たした。昨季の天皇杯、準決勝の鹿島アントラーズ戦と決勝のベガルタ仙台戦では、リーグ戦の終盤で負った負傷が深刻な状態だったが、痛み止めの注射を打ってまでプレーして優勝に貢献している。
そうした状況だったため、今季の武藤はキャンプからリハビリでのスタートになった。浦和は開幕から公式戦3戦未勝利だったが、オリヴェイラ監督は折に触れて武藤の不在を嘆いた。チームに不可欠な存在と認識された信頼を、武藤もまた感じていたという。
「オリヴェイラ監督からはもっと良い景色を見たかったと言ってもらいましたし、僕たちとともに戦ったことは心の中にずっと残っていると言っていました。一緒に戦って天皇杯を取りましたし、すごく熱い方だったので、選手たちもその熱に引っ張られるところがありました。良いシーンもたくさんあったので、僕にとっては信頼できる監督でしたし、信頼して使ってもらっていたので、感謝しています」
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