GK池田は自分自身に視線を向ける重要性を説く「チームにできることは何か」

「特に代表では1人が崩れてしまうと、チーム全体が崩れてしまいます。自分が試合に出ていない時でも、（アクシデントなどで）常に出る可能性はあるわけですし、心と体は常に準備しなくてはいけません。『練習ではどんどんチャレンジしていい』と言われていますし、まず自分が出場するための準備をします。（そのうえで）自分が出場しない試合では、出ている選手がしっかりプレーできるように、と切り替えて、サポートに回ることが重要です。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信！　簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

　他に目を向けるのではなく『自分にできないプレーは何か』『自分がチームにできることは何か』と、常に視線を自分自身に向ける。そうすれば試合に出ているか、出ていないかは気にならないし、そう考えることが大事だと思います」(池田)

　6月2日の親善試合スペイン戦前後には、チームの大枠が決まってくるだろう。そのなかで、それぞれの選手が自分に託された役割をこなすことができるか。それが、なでしこジャパンの上位進出には欠かせない。