香川真司、“プレミア再上陸”の可能性浮上 ウェストハムが注目と英メディア報道
ウェストハムの今夏動向を特集 香川はデルフ、バロテッリらとともに獲得候補に
ヨーロッパ各国リーグはシーズンが終了し、各選手の移籍話が話題の中心となっている。冬の移籍市場でドルトムントからトルコのベジクタシュに半年間の期限付き移籍をした日本代表MF香川真司も、その去就が注目を集める1人だが、かつてプレーしたプレミアリーグへの復帰も選択肢に挙げられている。そのなかでロンドンをホームとするウェストハムの獲得候補の1人に挙がっていると、英サッカー専門サイト「90min」が報じている。
同サイトが伝えているのは、ウェストハムの補強ターゲットや放出候補の名前で、真っ先に名前が挙がったのはマンチェスター・シティ所属のDFファビアン・デルフだった。そして今冬の移籍市場で、半年間契約でマルセイユに所属したイタリア代表FWマリオ・バロテッリを、移籍金ゼロで獲得するのではないかとの報道があることを伝えている。そして、彼らとともに取り上げられているのが香川だ。
「クリエイティブな中盤として、香川に注目」と、同サイトは香川の立ち位置についてこう説明している。今季途中まで所属したドルトムントの地元紙「ルール・ナハリテン」の報道を引用し、ウェストハムが香川の動向に注目しているとした。記事では香川が、かつてマンチェスター・ユナイテッドに所属したことと、現状についても次のように紹介している。
「彼はマンチェスター・ユナイテッドで、2年間のプレミアリーグでの経験を持ち、レジェンドであるサー・アレックス・ファーガソンの下で、“赤い悪魔”にとって最後のタイトル獲得に貢献した。昨シーズン、ドルトムントがベジクタシュへのレンタル移籍でまかなっていることを踏まえると、“売り時”を少し逃したと見る向きも多いだろう」
ただし記事では、香川が実力者であることを認めてもいる。かつて2シーズンを過ごしたイングランドへの復帰はあるのか。海外メディアでも、30歳となった日本人アタッカーの動向に注目が集まっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)