鎌田大地にトルコ行きの噂浮上 市場価値は3倍増、強豪フェネルバフチェが白羽の矢か
シント=トロイデンで計15ゴール 点取り屋として開花し、欧州での市場価値が上昇
トルコ1部リーグは日本代表DF長友佑都(ガラタサライ)に加え、今季ドルトムントから期限付き移籍した日本代表MF香川真司(ベジクタシュ)もプレーし、大きな盛り上がりを見せた。その東欧の地に、新たな日本人選手が向かう可能性が浮上しているという。ベルギーメディアは「鎌田はトルコのトップクラブへ行くのか?」と、日本代表FW鎌田大地(シント=トロイデン)のトルコ行きについて検証している。
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フェネルバフチェはトルコのイスタンブールを本拠地とし、ガラタサライ、ベジクタシュと並んでトルコを代表する強豪クラブだ。しかし、今季は両者に大きく水を開けられ、リーグ戦6位でUEFAヨーロッパリーグ予選の出場権も逃してしまった。
巻き返しに向けて、フェネルバフチェはベルギーの移籍市場を探索。ベルギーメディア「VOETBAL belgie」によれば、ガーナ代表MFオポク・アンポマー(ワースラント・ベベレン)、ベルギー人FWフランシス・アムズ(アンデルレヒト)、マリ代表MFムサ・ジェネポ(スタンダール・リエージュ)とウインガーがリストアップされるなか、鎌田も候補の1人に挙がっているという。
鎌田はフランクフルトからシント=トロイデンへ期限付き移籍した今季、リーグ戦で24試合12ゴール、プレーオフでも10試合3ゴールと点取り屋として開花し、日本代表にも初選出された。記事では、「STVVの鎌田はトルコのトップクラブへ行くのか?」と題し、フェネルバフチェの獲得候補4人について言及している。
「スタンダールはジェネポに2000万ユーロ(約24億4000万円)を要求するだろう。アンデルレヒトはアムズが去るのを望んでいない。アンポマーはアントワープとクラブ・ブルージュも新天地候補だ。鎌田はSTVVで成功し、市場価値が100万ユーロ(約1億2200万円)から300万ユーロ(約3億7000万円)に上昇した。彼はフランクフルトと2021年6月まで契約している。フランクフルトは獲得の際、サガン鳥栖に160万ユーロ(約2億円)を支払った」
シント=トロイデンでの活躍で市場価値は3倍にアップしたと見られている鎌田。来季の活躍の場をトルコに求めることになれば、長友との“日本人対決”も実現するかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)