浦和の大槻新監督「ナイショで」 “鉄のカーテン”で再建へ、唯一のアドバンテージ強調

大槻監督が語る思い 「あれを感じられる唯一のクラブが浦和レッズ」

 昨季は暫定だったが、今回はそうした一時的な監督就任でないことが中村修三ゼネラルマネージャー(GM)からも明言されている。それだけに、目先の試合だけでなくシーズンを戦っていくうえでのチーム作りの方針にも注目が集まるところだ。

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 大槻監督はそれについて「責任がある、いろいろな人から支持されているクラブ。サッカーの質とかスタイルで満足させることは早急にできないと思うが、ゲームに向かう姿勢やトレーニングを通じて選手たちのクラブのため、サポーターのためにという思いが表現されるようなチームにしていきたい」とコメントした。

 今回の監督交代劇には、リーグ戦のホームゲームで1勝1分5敗という成績が残っていることも理由にあることが中村GMから明言されている。大槻監督は「ゲームの日だけでなく街やサポーターの熱は常に感じている。それが集約されるのが試合の日。その2時間だけでなく準備を含め、彼らのパワーはすごいもの。あれを感じられる唯一のクラブが浦和レッズ。その熱や思いに対しての責任をコーチングスタッフや選手たちだけでなくクラブが感じて持っていなくてはいけないと思っている」と、その思いも語った。

 初陣が昨季までリーグ2連覇中の王者とのアウェーゲームという難しい船出を強いられることになる大槻監督だが、鉄のカーテンの裏側でどのような選手たちへのメンタル的な働きかけや川崎対策を行ってチームを送り出すのか。その姿が披露される1日の試合が注目される。

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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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