CL初優勝に迫るトッテナム、クラブ最高額73億円でアルゼンチン代表MF補強か
今夏に大型補強を目論むトッテナム、最初のターゲットはベティスMFロ・チェルソ
2018年夏の移籍市場で補強ゼロに終わりながら、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出を果たすなど充実のトットナム。1年半ぶりとなる新戦力獲得に向け、クラブ史上最高額となる6000万ユーロ(約73億円)を用意してベティスのアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソの引き抜きに動いているという。英公共放送局「BBC」が報じた。
トットナムが最後に補強したのは2018年1月。パリ・サンジェルマンからCL準決勝第2戦のアヤックス戦でのハットトリックが記憶に新しい元ブラジル代表FWルーカス・モウラを獲得した。しかし、今季開幕前の夏の移籍市場では、まさかの補強ゼロに終わっていた。
それでも、プレミアリーグは4位フィニッシュ。CLではクラブ史上初めて決勝戦に駒を進め、タイトル獲得にあと一歩と迫っている。マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下で成熟しつつあるチームをさらに加速させるため、今夏には大型補強を進めるようだ。
その最初のターゲットがベティスのロ・チェルソだ。記事によれば、すでに移籍金6000万ユーロでオファーをかけているという。実現すれば、2017年にアヤックスから獲得したコロンビア代表DFダビンソン・サンチェスの4200万ポンド(約58億円)を超えるクラブ史上最高額の移籍となる。
23歳のロ・チェルソはパリ・サンジェルマンからベティスへ期限付き移籍。今年4月にベティスが買い取りオプションを行使し、完全移籍したばかりだった。この左利きのプレーメーカーにはプレミアリーグの複数クラブが関心を示しているというが、いち早くスパーズが触手を伸ばしたようだ。
トットナムにとって1年半ぶりとなる待望の補強は実現するだろうか。
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