19歳アヤックス主将の争奪戦にPSG参戦 得意の“マネーゲーム”で最有力バルサに対抗か
デ・リフトにはバルサ、ユベントス・マンチェスターの両クラブなどビッグクラブが関心
アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトは、今夏の移籍市場で注目選手の1人と目されている。その争奪戦に、潤沢な資金力を持つフランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)が参戦したという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
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デ・リフトは今季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)4強まで進出した若さ溢れるアヤックスの中心に主将として君臨。最終ラインをまとめ上げる能力と攻撃に関与できるセンスは高く評価され、19歳にして欧州のビッグクラブがこぞって獲得を狙っている。
スペインの強豪バルセロナ、イタリア王者ユベントス、プレミアリーグ2連覇のマンチェスター・シティ、名門マンチェスター・ユナイテッドといったクラブがすでに獲得を狙うなか、一歩リードしているのはバルセロナとされてきた。欧州メディアでは移籍金8000万ユーロ(約100億円)の条件で、契約に近づいているとも報じられている。
そうしたなかで、後発ながらPSGも本格参戦をする模様だ。CL制覇を最大の野望としてカタールのオイルマネーをバックに持つPSGは、ブラジル代表FWネイマールをバルセロナから2億2200万ユーロ(約280億円)というフットボール史上最高額の移籍金で獲得するなど、マネーゲームになれば絶大な力を持つ。
現地時間6月1日に今季のCL決勝が行われ、それが終われば本格的に移籍市場の時期に突入する。全体的に有力選手の移籍交渉の決着が早期化する流れがある近年だが、デ・リフト争奪戦はどのような形で決着するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)