3年連続得点王、通算6度目のシーズン50得点クリアなど驚異の決定力を発揮

　バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季リーグ戦で36ゴールを挙げ、3年連続でピチーチ（得点王）を獲得。通算6度目のシーズン50得点達成と驚異の決定力を見せつけたが、リーガ公式ツイッターは20個以上の形容詞を並べ、希代のレフティーを改めて称賛している。

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　メッシはバルセロナ一筋15年目の今季、34試合で36得点をマーク。3試合連続で直接FK弾を決めるなど相手をねじ伏せ、リーガ・エスパニョーラ連覇に大きく貢献した。

　通算6度目のピチーチ獲得はリーガの伝説ストライカーであるザラと並ぶ歴代1位タイの記録。そして3年連続での得点王はレアルに所属した元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェスが1986年～88年までに達成して以来の偉業となった。また、メッシは2010-11（53）、2011-12（73）、2012-13（60）、2014-15（58）、2016-17（54）に続いて通算6回目のシーズン50得点をクリアし、英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」は「メッシの不条理な数字」と表現していた。

　リーガ・エスパニョーラ公式ツイッター英語版は、メッシのトリビュート映像とともに称賛の言葉をズラリと並べた。

「崇高。驚異的。恐ろしい。優秀。素晴らしい。眩い。例外的。ユニーク。並外れた。印象的。怪物。光り輝く。魔法のよう。奇跡的。壮大。ワンダフル。栄光。最上級」

　メッシは一言では言い表せない――。まるでそんな思いが込められているような投稿となった。

　UEFAチャンピオンズリーグでリバプールに大逆転を許してベスト4で姿を消し、スペイン国王杯決勝でもバレンシアに苦杯を舐めただけに、メッシが来季どのような結果を残すのか、大いに注目が集まる。