チェルシーのサッリ監督、EL決勝前に激怒 緊迫の“帽子投げ”&練習場退去の理由は?
アーセナル戦前日の練習、メディア公開されたままでセットプレーの確認ができずに怒り
UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝を控えるチェルシーで、前日練習の際にマウリツィオ・サッリ監督が怒りを示し、キャップを投げ捨てて練習場から立ち去るハプニングが起きた。英メディアが一斉に報じている。
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チェルシーはサッリ監督体制1年目の今季、プレミアリーグ3位で来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。現地時間29日には今季初タイトルを懸けて、宿敵アーセナルとのEL決勝に臨む。
その前日練習で思わぬハプニングが発生したようだ。トレーニングの終わり際に、サッリ監督が被っていたキャップを投げ捨てた。さらにキャップを地面に叩きつけたり、蹴り飛ばしたりと怒りを露わにして練習場を立ち去る姿がテレビカメラに捉えられている。
練習中にブラジル代表DFダビド・ルイスとアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの2人が衝突し、口論する場面もあったようだが、指揮官の逆鱗に触れたのは選手間のトラブルではないという。
「マウリツィオ・サッリがEL決勝前の練習を飛び出す」と報じた英衛星放送「スカイ・スポーツ」によると、チェルシーの広報担当者がその理由を説明している。
「マウリツィオがトレーニングの終わりにイライラした様子を見せたのは、選手のことではない。練習の最後の15分がメディアに公開されたままで、セットプレーの練習ができなかったからだ」
サッリ監督はセットプレーの練習を非公開でやるつもりだったが、それがメディアのせいできなかったことが我慢ならなかったようだ。
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