“主審タックル”で選手ダウンの珍ハプニングも… 演技疑惑で物議「笑いを誘う」「道化師」
中国1部北京国安の元ブラジル代表MFレナト・アウグスト、主審の肩タックルを受け一時中断
中国1部の北京国安が26日のスーパーリーグ第11節で上海上港と対戦し、1-2と惜敗した一戦で珍しいハプニングが起きた。後半途中、北京国安の元ブラジル代表MFレナト・アウグストが、主審から強烈な“肩タックル”を受けてピッチに倒れ込む事態となり、試合は一時中断。主審の行動に批判が集まった一方、レナト・アウグストにも演技疑惑が浮上しており、問題シーンが物議を醸している。
試合は前半28分、上海上港の元ブラジル代表MFオスカルがゴール。劣勢の北京国安は後半13分、中国代表DFユ・ターパオの一撃で同点に追いついたなか、後半22分に問題の場面が起きている。
北京国安が自陣でパスをつなぐなか、レナト・アウグストは味方からボールを受けようとスペースへ動き出した。しかし次の瞬間、進行方向に立っていた主審と接触。身を守ろうとしたのか、主審が肘と肩を突き出すような形となり、その一撃を受けたレナト・アウグストはそのままピッチに倒れ込んだ。これを見た主審は即座にプレーを止めて試合は一時中断している。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「珍しい場面が中国で見られた」と報道。「元フラメンゴとコリンチャンスのブラジル人MFが前代未聞の一撃で倒れた」と暗に主審を批判した。