神戸ポドルスキ、古巣アーセナルのEL初優勝に期待 「ガナーズの成功を願っている」

神戸FWポドルスキ【写真:木鋪虎雄】
神戸FWポドルスキ【写真:木鋪虎雄】

2012-13シーズンから2年半プレー EL優勝=CL出場権獲得の重要性を力説

 アーセナルは現地時間29日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝でチェルシーと対戦する。イングランドの名門はEL初優勝を懸けて、同じロンドンに拠点を置くライバルチームと激突するが、かつて2年半所属した経験を持つJ1ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは「DAZN」のインタビューで「ガナーズの成功を願っている」と古巣にエールを送った。

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 1886年に創設されたアーセナルは、その長い歴史において、EL優勝経験がない。昨季終了後に名将アーセン・ベンゲルの長期政権にピリオドが打たれたなか、19年ぶりのEL決勝(当時はUEFAカップ)への切符を勝ち獲った。

 同じロンドンを拠点とするチェルシーとの“ビッグロンドン・ダービー”とあって、アーセナルにとってはより負けられない戦いとなるが、そんな名門にメッセージを送ったのが神戸のポドルスキだ。33歳のレフティーは2012-13シーズンから約2年半、アーセナルでプレーし、13-14シーズンにはFAカップのタイトルを手にしている。

「イングランドの2チームがヨーロッパリーグの決勝を戦う。彼らは今ヨーロッパを支配しているね」

 そう切り出したポドルスキは「僕の古巣のアーセナルがELの決勝に進出している」と触れ、EL制覇の重要性を説いた。

「彼らにとって優勝することは本当に重要だ。来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるからね。クラブにとって非常に重大なことだし、ガナーズ(アーセナルの愛称)の成功を願っているよ」

 ケルンやバイエルン、ガラタサライといったこれまで所属したクラブについて頻繁にSNS投稿をするなど、古巣に熱い思いを持ち続けてきたポドルスキは、アーセナルに惜しみないエールを送っていた。

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