「タイトルは『長谷部の数奇な人生』」 35歳の“全盛期到来”に独メディアが名作映画で絶賛
35歳の長谷部が見せたパフォーマンスに驚き 「年々若くなっているように見える」
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は今季公式戦44試合に出場し、ブンデスリーガ7位で終えたチームの不動の主力としてシーズンを戦い抜いた。35歳にして全盛期を思わせる好パフォーマンスに独メディアは名作映画を引き合いに出し、「ベンジャミン・バトンのように年々若くなっているように見える」と賛辞を送っている。
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今季の長谷部は負傷により出遅れたものの、復帰後はフランクフルトでの主戦場であるリベロで出場機会を重ね、抜群の統率力を発揮して守備の安定をもたらした。UEFAヨーロッパリーグ(EL)でもベスト4に大きく貢献。チームに不可欠な存在として輝きを放った。
現在35歳ながら長谷部が全盛期を思わせるパフォーマンスを披露し、ドイツラジオ局「Hessenschau」は「一致団結したシーズンでの5人の勝者と5人の敗者」と見出しを打って特集。フランクフルトの躍進組と不振組でそれぞれ5人ずつを選出したうえで、長谷部を“勝者”として紹介している。
「いつかこの日本人の映画を制作する時がやってきたら、タイトルは『長谷部誠の数奇な人生』にする他ないだろう。それほど、長谷部は映画に出てくるベンジャミン・バトンのように年々若くなっているように見える」
記事では、名作映画『ベンジャミン・バトン〜数奇な人生〜』を引き合いに出し、主人公のベンジャミン・バトン役を務めるブラット・ピット氏が年を取る度に若返っていくというストーリーに長谷部の好パフォーマンスを重ねていた。来季も安定したプレーを続ければ、その評価は一層高まりそうだ。
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