なでしこDF熊谷紗希、女子W杯メンバー552人の中でFIFAが「スター選手」認定

なでしこジャパンのDF熊谷紗希【写真:Getty Images】
なでしこジャパンのDF熊谷紗希【写真:Getty Images】

6月の女子W杯に向け24カ国のメンバーリストを発表、熊谷をスター選手の1人と記載

 国際サッカー連盟(FIFA)は27日、来月開幕する女子ワールドカップ(W杯)に出場する24カ国の最終エントリーリストを発表した。その案内文では、なでしこジャパン(日本女子サッカー代表)のDF熊谷紗希(リヨン)が現在の女子サッカー選手たちの中で代表的な選手の1人であることが示されている。

 FIFAからは27日に、各メディア向けに最終エントリーリストが完成した旨の案内が送られた。そこでは「24カ国から552人の選手がこの女子W杯に参加する。そこには、カーリー・ロイド(アメリカ)、アマンディーヌ・アンリ(フランス)、サマンサ・カー(オーストラリア)、熊谷紗希(日本)、ルーシー・ブロンズ(イングランド)といったスター選手たちも含まれている」と記載された。

 熊谷は欧州でも最強クラブとして位置づけられるフランスのリヨンでプレーしている。なでしこジャパンでは2011年のドイツ大会での決勝アメリカ戦では、PK戦の5人目のキッカーとして成功させて初優勝を決定し、15年のカナダ大会も主力として準優勝に貢献。そして、このフランス大会でも大車輪の活躍が期待される。

 なでしこジャパンは28日に現地フランスへ移動し、国際親善試合スペイン戦を経て大会に臨む。3大会連続の決勝進出や2回目の優勝といった頂点を目指す活躍が期待されるなかで、FIFAからも女子サッカー界の“スター”として認識される熊谷のプレーは、なでしこジャパンの成績を大きく左右するはずだ。普段プレーするフランスでの決戦で、そのプレーぶりに注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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