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レスター岡崎の相棒にドルトムント移籍急浮上! 香川とホットライン結成あるか?
今季プレミア11得点のイングランド代表FWヴァーディ
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが来年1月の移籍市場再開以降に、レスター・シティで今季リーグ戦8試合連発を含む11試合11ゴール大ブレイク中のイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディを補強する可能性が急浮上している。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。
レスターは現在プレミアリーグ3位につけるなど序盤戦最大のサプライズともいえる存在となっている。ヴァーディは得点ランクトップの大活躍を見せている。英代表にも定着しつつある急成長株に対して、すでにリバプールやレアル・マドリードからの関心が伝えられていた。
最新の報道によれば、さらにトットナムやウェストブロムウィッチといった国内クラブだけでなく、ドイツの強豪ドルトムントがこの快足FWに興味を示しているという。日本代表FW香川真司も所属するドルトムントは、前指揮官ユルゲン・クロップ監督の時代から、ゲーゲンプレスと呼ばれるプレッシングスタイルが定着。高い位置から連動した激しいプレッシングで相手ボールホルダーに対して、時間とスペースの余裕を与えない。今やチームの代名詞ともいえる新スタイルはトーマス・トゥヘル監督体制でも機能している。
クラウディオ・ラニエリ監督率いるレスターでは、日本代表FW岡崎慎司らと共に、ヴァーディは無尽蔵のスタミナとプレミア随一ともいわれるスプリントの速さを生かして前線からの守備に貢献する。プレースタイル的にはドルトムントに最適の人材といえそうだ。岡崎と前線でコンビを組む男が、今度は香川とホットラインを形成する可能性が浮上している。
ヴァーディは3年前にはカンファレンス・ナショナル(5部相当)のフリートウッド・タウンFCに所属したアマチュアのストライカーだった。レスターにやってきた際の移籍金もわずか100万ポンド(約1億8000万円)。一気にスターダムへの階段を駆け上がったシンデレラボーイの名は、欧州中に広まっているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images