ルーニーを襲った「交通事故」級の“大クラッシュ” 悶絶姿に騒然「ボコボコにされた」
抜け出したルーニーに相手GKターナーが突進して衝突 一発退場となる驚きの展開に
米MLS(メジャーリーグサッカー)D.C.ユナイテッドの元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、現地時間25日に行われたニューイングランド戦で先発フル出場。試合終了間際に同点PKを決めて1-1のドローに持ち込んだが、一方で相手GKとの“交通事故級”の交錯が世界でも話題を呼んでおり、「野蛮な衝突」と伝えられている。
2004年にエバートンからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、世界的ストライカーへと飛躍を遂げたルーニー。17-18シーズンに古巣エバートンへ復帰すると、18年からはアメリカに活躍の場を移し、MLS加入1年目にして年間ベストイレブンに選出された。ニューイングランド戦でも存在感を発揮していたが、0-0で迎えた後半11分、戦慄の大クラッシュが起こる。
ロングフィードに抜け出したルーニーが相手DF陣を置き去りにし、ペナルティーエリア手前で決定機を迎えかけた。しかし、ボールをクリアしようと猛然と飛び出してきたニューイングランドGKマット・ターナーが勢いを殺しきれず、跳び蹴りをするような格好でルーニーへ突っ込んだ。“突進”を食らったルーニーは悶絶し、しばらくピッチから起き上がれず。主審はターナーにレッドカードを提示し、一発退場を命じた。
英紙「ザ・サン」は、試合後のルーニーのコメントを紹介。「交通事故のようだったよ。GKは誤った判断をした。主審は正しい決断だった」と危険なプレーだったことを強調。その一方で、「彼に悪意があったという意味ではない。誤った判断をしただけだ」と擁護もしていた。
スペイン紙「AS」もターナーとのクラッシュを「野蛮な衝突」と評し、オーストラリアのスポーツ専門サイト「ROAR」は「ルーニーはGKが引き起こした“交通事故”に愕然」とレポート。米スポーツサイト「デッドスピン」も「ベテランのルーニーがボコボコにされた」と紹介している。
ルーニーを襲った“交通事故級”の大クラッシュは、世界を騒然とさせているようだ。