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逃した魚は大きかった!? ミラン退団後に活躍した選手を英メディアが紹介
10代のヴィエラとエウベルが味わった挫折
今季からマンチェスター・ユナイテッドでプレーするDFマッテオ・ダルミアンもミランの出身選手。06年に16歳でトップデビューを飾ったが、定位置は奪えず09年に退団した。その後はトリノでの活躍が認められ、14年5月にA代表デビュー。そのまま14年ブラジル・ワールドカップのメンバーに選出されるなど、スターへの階段を一気に駆け上がった。名門ユナイテッドでもすぐにレギュラーとなるなど、注目を集める存在となっている。
07年にインテルナシオナルから獲得したFWアレシャンドレ・パトも、早すぎた退団としてその存在を惜しまれている。ミランでは117試合に出場したが、度重なる故障でその才能を最大限に発揮したとは言いがたい。ブラジルに帰国し、現在はサンパウロでプレーするが、移籍マーケットで再び欧州クラブからの関心が伝えられるなど、再び注目を集めている。
アーセナルやインテル、そしてフランス代表でタイトルを獲得した元フランス代表パトリック・ヴィエラも、17歳で加入したミランでは苦しんだ。後にアーセナルで主将を務め、04年に無敗優勝を成し遂げるなど世界最高のセンターハーフと呼ばれた男も、イタリアで最初の挫折を味わっていた。
元ブンデス得点王の元ブラジル代表ジオヴァネ・エウベルは、18歳でミランと契約したが、1試合のチャンスもないままミランを去った。後にシュツットガルトやバイエルン・ミュンヘンで活躍し、ブンデスリーガを代表するストライカーへ成長。ドイツでは通算256試合で133得点を挙げた。